こんにちは。FX大好きママしましまです。
今日は日曜日ということで、FXの基礎知識を更新します。一番身近だけどおろそかにしがちな「ローソク足」について、今日は前回の続きで酒田五法の「三空」についてお話ししたいと思います。では、続きをご覧ください。
ローソク足はテクニカル分析の基本中の基本といわれます。あまりに身近すぎて、つい他の派手なテクニカルに目を奪われてしまいがちですが、大切にしたいテクニカルです。このローソク足の形や並び方のパターンから、「この形が出たからこれから上昇していきそうだ」などと予測をすることが可能です。
ローソク足は見た目の通り形がローソクに似ていることから「ローソク足」と名付けられています。ローソク足の歴史は古く、江戸時代に「相場の神様」と呼ばれる本間宗久が考えつき、大阪・堂島の米取引で使われていたということですが、その真偽は定かではありません。本間宗久が編み出した、ロウソク足の組み合わせから売り場・買い場を判断する、「三山、三川、三空、三兵、三法」の「酒田五法」はあまりにも有名です。
以下はローソク足についての過去記事です。あわせてご覧いただければ幸いです。
ローソク足について①(陽線・陰線について)
ローソク足について②(ローソク足の形状とその意味について①)
ローソク足について③(ローソク足の形状とその意味について②)
ローソク足について④(2本のローソク足の組み合わせについて)
ローソク足について⑤(酒田五法・三山について)
ローソク足について⑥(酒田五法・三川について)
今回はローソク足の第6回目ということで、先週に続き酒田五法についてお話ししたいと思います。酒田五法には「三山、三川、三空、三兵、三法」の5つの基礎となるパターンがありますが、今日は五法の中から、三山、三川に続き「三空」ついてお話しします。
三空とは、相場の上昇(下降)局面で、窓(空)が3回開く形を言います。
三空には、上昇局面で現れる「三空踏み上げ」(売り)と、下降局面で現れる「三空叩き込み」(買い)があります。
【三空踏み上げ】

こちらは三空踏み上げのパターンです。クリックしてご覧ください。
「三空踏み上げ」は、窓を3回開けながら上昇する形を言い、売りシグナルとなります。
この「三空踏み上げ」の一空、二空、三空の意味ですが
・一空・・・強力な買い勢力の出現
・二空・・・売り方の撤退と買い方の買い乗せ
・三空・・・売り方の踏みと買い方の成行買い
となっております。
酒田五法では、「三空踏み上げに売り向かえ」と言う格言があります。
これは三空まで出たら買い方しかいなくなり、そろそろ天井を打つとだろうと考えられるため、「逆に売り向かおう」という逆張りの発想となります。
【三空叩き込み】

三空叩き込みのパターンです。クリックしてご覧ください。
「三空叩き込み」は、窓を3回開けながら下落する形を言い、買いシグナルとなります。
この「三空叩き込み」の一空、二空、三空の意味ですが
・一空・・・買い方の投げ
・二空・・・売り方の追撃
・三空・・・買い方の総投げ
となっております。
酒田五法では、「三空叩き込みに買い向かえ」と言う格言があります。
先ほどの「三空踏み上げ」と同じ発想となり、3つも窓を開けて叩き込まれたところを「逆に買い向かおう」という発想となります。
この「三空」ですが、FXでは24時間相場が動いてるため、ロウソク足が次の日に切り替わる瞬間に大きく値が開くことは通常考えられません。したがって日足では、窓は週明け月曜日以外はなかなか見ることができず、単線では株などのようにはいかないのが実情ではないでしょうか。
次回は、三兵についてお話しする予定です。
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